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先輩眼科医の体験記

イメージ 中山 真紀子
中山 真紀子 (2005年 藤田保健衛生大学卒、2008年 入局)

私の研修医生活

入局してからあっという間に8年経ちました。

私は祖父と父、叔父が眼科医であったこともあり、学生の時から眼科を考えていました。杏林は他大学出身でも働きやすいと聞いていたのと、設備が整っており、症例数の多いアイセンターがあることから、まずは初期研修の病院として杏林を選び、実際雰囲気などをみてから入局しようと思っていました。

当初、初期研修で選択は2年目しかとれなかったので、2年目に2ヶ月選択しました。1~2年目の病棟医の先生につき、入院患者さんを一緒に診察したり、手術に入ったり、勉強会に出席したりと色々な経験をさせていただきました。初期研修でまわった内科にも興味を持ちましたが、やはり眼科への興味の方が強く、何よりも医局の雰囲気がよく、忙しそうにはみえましたが、その時病棟医として働いていた先生方となら楽しく頑張れると思い、入局を決めました。

入局してからの4年間は主に病棟医として、朝は受け持ちの入院患者さんの診察に始まり、9時からはオペ助手を行う日と外来で問診や検査を行う日に分かれていました。当院は中央手術室とは別に外来に隣接する外来手術室というのがあるので、入院患者さんの手術も含め、手術は土日以外、毎日行われています。さらに、網膜剥離で紹介される患者さんが非常に多いため、土日に緊急手術が行われることもあります。それだけ手術件数が多いため、助手にも短期間で慣れ、手技も習得できました。

見学や初期研修でまわると、忙しい眼科だと思われることもあるかもしれませんが、経験できる症例数は非常に多いため、緊急性や重症度の判断や診断力も身に付きますし、困った時でも、教授をはじめ、上級医の先生方に相談すると一緒に考え、的確なアドバイスをしていただけます。

雰囲気が良く、設備やスタッフも充実しているこのアイセンターへ、ひとりでも多くの先生が入局していただけると嬉しいです。

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