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ご挨拶

イメージ 井上 真
井上 真 Makoto INOUE 杏林大学 医学部 眼科学教室 教室主任

眼科学は実は多くの専門領域に分かれており、大学病院によって得意とする分野が異なっていることが珍しくありません。あらゆる領域で第一線の知識と診断治療をご提供できるように杏林アイセンターを設立しました。特に網膜硝子体、角膜、白内障、緑内障、眼炎症、加齢黄斑変性、眼窩・腫瘍疾患、小児眼科、ロービジョンケアに特に力を入れており、各専門外来を開設しています。どのような病気の患者様にも対応し、診断から治療まで行うことを目標とし努力しています。同時に私達スタッフは診療、医師の教育訓練の面で一般眼科学の重要性を強く意識しております。

杏林大学病院の特徴の一つに救急医療がありますが、この領域でも眼科救急患者受け入れ体勢の充実には常に努力しております。領域によって優れた専門医が他におられると判断した場合には、責任をもってご紹介し、意見を求めたり、治療を依頼できるようにしております。

概要

眼科学教室は、1999年の新外来棟開設とともに、本邦初の眼科総合診療センター「杏林アイセンター」として診療を開始しました。

アイセンターの基本理念は、「眼科のあらゆる疾患に対して高い水準で対応する」というものです。近年の医学の進歩により、眼科学も細分化・専門化が進んでいます。専門分野だけに対応するのではなく、幅広い眼疾患を網羅することで、全ての患者さんに高度な医療を提供するのが我々の理想です。

以下にその特徴をいくつか挙げたいと思います。

  • 外来手術室が併設され、3室を眼科手術専用として使用しています。白内障を中心とした日帰り手術を積極的に導入しています。網膜剥離などの緊急性の高い疾患に対しても、早急な対応が可能となっています。
  • 一般外来とは別に、専門医が特定の分野について診療する専門外来を午後に行なっています(予約制)。角膜・水晶体・緑内障・網膜硝子体・眼炎症・加齢黄斑変性・神経眼科・小児・眼窩など約11部門を開設しています。
  • 糖尿病網膜症外来では糖尿病内科専門医とともに診察を行うことで、良好な治療成績をあげています。
  • ロービジョン外来を開設し、中途失明や低視力の方々のリハビリ・社会復帰へのお手伝いをさせて頂いています。

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