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眼科レジデント(専攻医)募集

杏林アイセンターでは、来年度の眼科レジデントを下記のとおり募集しております。

当センターは全ての眼疾患に対し専門外来を設置し、眼科最先端の診療と手術を学べる施設です。
特に、網膜硝子体疾患、黄斑疾患、白内障、眼炎症に関しては日本のトップレベルにあります。
臨床業務は多忙ですが、常にアカデミックであることに努めており、後期臨床研修の4年間でかなりのレベルに達することができます。

当センターでの研修希望者をお待ちしております。

令和7年度 眼科入局説明会

第1回 日 時: 2024年3月14日 対面・オンラインにてハイブリッド開催
場 所: アイセンター内
第2回 日 時: 2024年5月31日 対面にて開催
場 所: 虎ノ門ヒルズ(白内障手術体験会)
第3回 日 時: 2024年6月21日 対面・オンラインにてハイブリッド開催
場 所: アイセンター内
お問い合わせ 詳細は、眼科初期研修担当 までお問い合わせください。
眼科初期研修および学生教育担当 連絡先

個別の問い合わせは、随時受け付けています。ご希望の方は、担当 までご連絡ください。

【 見学をお考えの皆様 】

当アイセンターに興味のある方は、是非一度、見学にお越しください。
感染対策を講じたうえで、随時見学の受け入れを行っております。
病棟診療、外来診療、OPE見学、を体験することができ、1日見学および午前中のみ見学もお受けいたします。学内学外問わず、後期研修医を広く募集いたしますので、入局を希望される研修医の方は、まずは眼科初期研修担当まで、メールにてご連絡ください。
原則、初期研修医の方(医師の方)は、こちらのメールアドレスまで直接ご連絡ください。
また、医学生の方は、当院総合研修センターへのお問い合わせください。
何卒 よろしくお願い申し上げます。

2023年3月 眼科初期研修医担当

後期臨床研修プログラム

研修目標

眼科は、非常に専門性の高い科であり、視覚器(眼球、視神経、眼球付属器)という非常に小さいが、大きな役割を果たしている臓器を診療対象としています。このため診察方法、検査法、治療法も特殊性が高くなっています。眼科検査は、専門の検査員(主に視能訓練士)または眼科医が行うのが通常であり、他科と共通するものは少ないのです。

また、治療も薬物療法では、点眼治療が主体であり、手術は顕微鏡を使用したマイクロサージャリーが主体です。さらに近年の科学技術の進歩に伴って、新しい検査法・手術方法が次々に導入され、眼科医療は急速な変革を遂げ、進歩してきています。このため眼科専門医となるためにはかなり長い期間の研修が必要です。

イメージ 後期臨床研修プログラム1 イメージ 後期臨床研修プログラム2

なお、日本眼科学会の眼科専門医になるためには、初期臨床研修終了後4年以上の眼科研修、20件以上の眼内手術の執刀、1編以上の論文、2つ以上の学会発表が必要とされています。3年の研修期間中にこの数以上の手術、論文、学会発表を行うことが一つの大きな目標です。

また1年目で眼科検査・診断・レーザー治療・薬物療法・手術助手・緊急疾患の治療、2年目で白内障手術を修得することも目標となります。

イメージ 後期臨床研修キャリアプラン

研修内容
1年次2年次3年次
入院患者受け持ち 100症例 200症例 300症例
眼底写真、蛍光眼底写真撮影と読影 100症例 100症例 200症例
CT、MRI読影 10症例 10症例 10症例
霰粒腫、麦粒腫手術 5症例
眼瞼皮膚縫合 5症例
動的視野、静的視野 10症例
レーザー虹彩切開術 5症例 10症例
角膜、結膜縫合 10症例
白内障手術 10症例 20症例
網膜光凝固術 5症例 30症例
外 来 1回/週
学会報告 1回 1回 1回
論文投稿 1本 1本
4年次5年次
入院患者受け持ち 300症例 300症例
外 来 1回/週 1回/週
専門医試験受験資格
取得可能な資格

眼科専門医

研修場所

基本的に杏林アイセンターで研修を行いますが、2年次以降に1年以上、外部の関連病院で研修を行います。

研修方法
診療チームの構成と指導体制

現在の診療チームは次のとおりです。各班をローテーションして各疾患の診療習得を目指します。

班名チーフ
角膜班 山田 昌和 重安 千花
緑内障班 北 喜幸
水晶体班 松木 奈央子
黄斑疾患 岡田 アナベル あやめ 片岡 恵子 山本 亜希子
網膜硝子体班 平形 明人 井上 真 厚東 隆志 廣田 和成
神経眼科班 渡辺 敏樹 気賀澤 一輝
眼窩班 今野 公士
小児眼科班 鈴木 由美 濱 由起子
眼炎症班 岡田 アナベル あやめ 慶野 博

各医師プロフィールは、「診療医師」ページを参照ください。

週間予定
17:00教授回診
18:00医局会、術前・術後カンファレンス18:30総合カンファレンス(予演会・学術カンファ・研究カンファ・招待講演)
8:00カンファレンス(抄読会、臨床カンファ、FAカンファ)
7:45教授回診 19:00白内障手術ウエットラボ

毎週:教授回診、医局会、術前カンファ
毎月:VR班勉強会、角膜勉強会、斜弱・小児カンファ、FAカンファ
不定期:オープンカンファレンス、予演会、ウェットラボ

研修修了後

専門医を取得するまでは、できるだけ幅広い経験を積むために各専門外来の患者に外来診療・処置、病棟担当医、手術助手として関わります。同時に、関連病院などへの出向を経てから、専門領域を選択しさらなるキャリアアップを目指してフェローとして深く勉強します。
各専門グループでは回診や勉強会が定期的に行なわれるため、先輩のアドバイスを参考にしながら興味のある、また適性のある専門をしっかりと選ぶことができます。

研修修了後のキャリアプラン
  • 医員、助教または専攻医として引き続き杏林アイセンターにて勤務
  • 外部関連病院勤務
  • 海外留学(学位取得後が望ましい)
    ※2013年度米国クリーブランドアイクリニックへ1名留学
  • 眼科クリニック開業
  • 学位取得、大学院進学(眼科専門医取得後が望ましい)
    ※大学院希望の場合は、前半2年間の研修終了後に受験可能です。

イメージ 研修修了後キャリアプラン

Hida Memorial Study Abroad Award

アイセンターは昨年20th Anniversaryの祝いとともに、故樋田教授のご家族から頂いた寄付金を活用するため「Hida Memorial Study Abroad Award」を設立いたしました。
杏林眼科学教室の永遠の発展を願っていた樋田先生の生前の強いご遺志を尊重し、このアワードでは若い先生のグローバルマインドを育成するため海外への短期研修(2週間程度)をサポートする事としています。第1回のアワードは2019年12月に募集を開始し、2020年2月上旬に受賞者の 中山真紀子先生と安藤良将先生 が決まりました。COVID-19パンデミックの中となり、今回の研修実施時期はある程度フレキシブルに設定したいと考えます。
今後のアイセンターの一層の発展に向けて、海外での研鑽を希望される方々の次回のエントリーをお待ちしております。

第1回募集ポスター

イメージ Hida Memorial Study Abroad Award 第1回募集ポスター

外部関連病院

など

診療実績

平成26年度実績
外来患者数:
68,584人(救急外来1,158人)
手術件数:
白内障手術 1,955件、緑内障手術 142件、網膜硝子体手術 1,272件

※詳細な実績は、「診療実績」ページを参照ください。

レジデント希望者連絡先

鈴木 由美

e-mail:yumis@ks.kyorin-u.ac.jp

〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2 杏林アイセンター

TEL:0422-47-5511(内線2606)