富士登山日記

序論
2001年5月1日
 「一度も登らぬバカ、二度登るバカ」
これは富士登山の事で、日本人なら一度は登ってみたいが、苦しいので2度は止めた方が良いという意味だそうだ。私はまだ「一度も登らぬ」方の「バカ」である。
実は今年の夏休みは、富士登山を考えている。以前より写真と登山には興味があり、「北アルプスの槍ヶ岳に登ってみたい」と思ったことはあるが、写真集を買うだけで終わった。当然登山の知識も無く、高校の林間学校で木曽御嶽山に登ってからは山に登っていない。学生時代は、卓球部には所属していたが、体力には全く自身がない。所詮医学部卓球部のレベルは低く、その中でも我が校の成績は中以下だった。結婚し子供も2人、40代のおじさんになり、最近まともに運動した記憶も無く、腹も出て体力も気力も衰え、何かに挑戦しょうという気持ちも無くなってきた。これではいけない、挑戦だ!・冒険だ!!。(マリオのコマーシャルの真似)
 以前から子供が10才ぐらいになったら「親子2人で富士山に登ってみたい」、と何となく考えていた。今年長男の雅(まさし)は今年8月で10歳だ。先日風呂の中で何となく雅に「夏休み、一緒に富士山、登らない?」と誘ってみると「うん、行く」と二つ返事。これで富士登山計画が決定。
 メンバーは当初の思い通り長男の雅(小学校4年生)との親子2人登山にした。かみさんは運動おんちではじめからメンバー外。あとで文句を言われると嫌なので一応誘ってみたが、予想通り「とんでもない」との返事だった。次男の尭(たかし)は体力はあるが小学校1年生でまだ無理だと思うし、子供2人の面倒はみれない。雅と2人だけで行くと尭はきっと怒るだろうが仕方ない。登山の日程は尭が林間学校で、公立の学校の夏休み前、雅の夏休みが始まる7月16から7月21日の間の天気の良い日に決定し、自分もこの時期に夏休みを取ることにした。体力も根性もない長男を鍛えるため、また夏休みの自由研究にもなる一石二鳥だ。富士登山についてのホームページや本や雑誌を見つけて研究中。「子供は平気でお父さんは情けない姿」は見せたくないが、その可能性は大きい。そろそろトレーニングを始める必要がある。まあ、苦しかったら頂上まで登らなくて途中で引き返してくれば良いのだから。だって良く言うでしょう、「登山では引き返す勇気の方が大切だ」って。

準備とトレーニング