杏林アイバンク

写真:井之川宗右医局長

井之川 宗右 医師
(角膜外来担当)

アイバンク活動も角膜斑が中心となって行っております。杏林アイバンクは、平成15年10月10日に日本で53番目にできた2番目に新しいアイバンクです。東京には慶大眼球銀行・順天堂アイバンク・読売光と愛の事業団眼球銀行とすでに3つのアイバンクがありますが、すべて都心に集中しています。そこで、アイバンクのない西東京一帯を杏林アイバンクでカバーすることによって、より多くの方に眼球を提供していただくことを目指しております。

現在の杏林アイバンクの運営は、杏林大学医学部付属病院の事務と組織移植センターの協力を得て杏林アイセンターの角膜班が中心になっておこなっております。発足以来22件44眼(平成21年現在)の尊い献眼をしていただき患者様の視力回復に役立っております。眼球提供登録者数も、少しずつではありますが増え続けております。

杏林大学病院内からの献眼の他に、昨年度から自宅や院外出動を開始しております。眼球提供には迅速に対応できるよう心がけております。杏林アイバンクとしては、献眼数の増加を第一の目標にあげております。院内はもとより地域や近隣の病院などへの啓蒙活動を強化し、より多くの方にアイバンクを知っていただくことによって献眼数増加という目標に向かい進んで行きたいと思っております。

まだまだ未熟な面もありますが、開業医の先生方から御紹介いただいた患者様をいつでも受け入れ迅速に対応できるよう、また杏林アイバンクを発展させることができるように日々精進していく所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

角膜外来と杏林アイバンクを発展させることで、開業医の先生方が困ってしまうような角膜疾患をいつでも受け入れ、きれいに治療してお返しすることや、杏林アイセンターだからこそ可能な角膜移植と網膜硝子体同時手術などをおこなうことにより他の角膜専門病院からも紹介患者を受けるような角膜外来を目指しております。さらにアイバンク啓蒙活動を地域や近隣の病院へ積極的に行い献眼数を増やす事で、迅速な手術に対応できるよう努力いたしますので、御協力の程よろしくお願いします。