愛沢法子さんの体験記
私は現在東京都調布市在住の愛沢法子と申します。48歳のおばさんです。網膜色素変性症と診断されて30年になります。30歳で結婚し40歳でその生活にピリオドをうち、今はひとりの視覚障害者として私にしかできない私の人生(みち)を歩んでいます。離婚の理由はさておき、22歳の時に障害者の認定を受けました。その時は「障害者である前にひとりの人間でありたい」と思っていました。でも点字を習い、歩行訓練をしたり、ガイドヘルパーさんと一緒に歩いたりする事によってそれを生かして調布市内の小中学校へ出向き、ゲストティー茶ーとして活動を始めました。もう10年になります。そんな活動を通して思うようになった事は「障害者としてしっかり生きていこう!」という事です。そして自分の障害を通して自身の生き方を伝えていきたいと思っています。人はそれぞれその人にしかできない事があります。だから私自身にしかできない事をやっていこうと考えた訳です。まずひとりになってから知的障害者の作業所に入所をしたり、精神障害者の作業所で音楽ボランティアをしたり、また手話や指点字を学び、聴覚障害者や盲聾者の人達とも交流してみました。また障害者のしょの字も知らない人達とも何の代わりもなく交流してきました。だからこそ自信を持って「障害者」って言えるようになったのかな?今現在活動している事
- 姫としもべたちというバンド活動(もちろん私が姫でボーカルとフルートとギター) しもべはふたり。リードギターとキーボード
- フリーフライト さおり織りを中心に視覚障害の仲間とパタパタやってます。
- 障害者における社会教育について
- 指点字サークル 盲聾者の方達との交流(触手話も学べます)
- ちょうふ 市民・ボランティア活動センターの出前講座スタッフ(点字、手引きの 手法の講師)
という具合に活動しています。もし私が障害者でなかったらこのような生活はなかったのかなとおもいます。いつもみんなに話す事です。「障害があるから大変なんじゃないんです。人として生まれてきた事が大変なんです。障害の有無にかかわらず、あきらめない! まけない! それが大事なんです。確かに眼が不自由なのは不便です。大変です。つらいです。でも障害がなかったら不便な事はないのでしょうか?大変じゃないのでしょうか?つらい事ってないのでしょyか?不便をどう便利に変えるかって考えるって楽しいですよ。大変な事、つらい事に立ち向かう勇気が持てた時、そんな自分がいとおしいと思います。だから私はあきらめない! まけない!」って。
もし、こんな私の活動に興味を持たれた方は杏林のロービジョンルームを通してご連絡ください。
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