杏林ロービジョンルームからのお知らせメール
2003年10月
複数の患者さんに送信しています。
すっかり秋めいてきました。風の匂いにも季節の移り変わりを感じます。
さて今回は、10月に開催されるイベントのお知らせを四つと、
最近発売されたグッズの紹介です。
情報提供くださった杉田さん、岡田さん、
どうもありがとうございました。それから先日お知らせした
世田谷美術館のイベントに参加されてよかったと感想をくださった
方々も情報ありがとうございました。
今回のイベントのお知らせ内容は、日にちが近い順にお知らせします。
一つ目は、10月8日に中野で開催される映画上映会の紹介
二つ目は、10日に調布市で開催される映画上映会の紹介、
三つ目は、12日に江戸川で開催される朗読の会のチャリティー公演の紹介、
四つ目は、16日に中野で開催されるピアノ協奏曲とオペラアリアのチャリティーコンサートの紹介
です。それぞれに違うメールとして順次お送りしようと思います。
最後に最近販売された音声ガイド付き携帯電話「ラクラクホン3」と
音声ラベル「ものしりトーク」の紹介メールを送ります。
みなさんも何か他の患者さんと共有できるような話題がありましたら、
是非ご連絡ください。
このメールへの返信でもいいですし、
tanaka@eye-center.org, nishiwaki@eye-center.org
に直接ご連絡くださってもかまいません。
お待ちしております。
杏林ロービジョンルームより
杏林ロービジョンルームです。
患者さんの杉田さんが教えて下さったイベントで、
10月10日に、調布で開催される映画上映会のお知らせです。
以下、そのまま案内文を転送します。
上映作品:『卓球温泉』(1998年制作 日本映画)
日時:10月10日(金)
時間:14時〜/18時〜の2回
会場:調布市文化会館「たづくり」2階くすのきホール
入場料無料/申込み不要
以下は映画内容です。
単調な日々に疑問を抱いて家出した主婦・園子は、
寂れた温泉街の復興を目指して卓球イベントを企画する。
松坂慶子が普通の主婦を演じたハートフル・コメディ。
お問い合わせ TEL 0424-41-6171
(財)調布市文化・コミュニティ振興財団 事業課 文化・コミュニティ係
以上
杏林ロービジョンルームより
tanaka@eye-center.org, nishiwaki@eye-center.org
杏林ロービジョンルームです。
同じく患者さんの杉田さんが教えて下さったお知らせです。
案内文をそのまま転送します。
またメインの案内文につづき、後半部は、
主催者がさらに詳しくそれぞれの
演目について説明をした文章を添付します。
長いですが興味のある人は読んでみて下さい。
転送ここから----------
こうばこの会秋季チャリティ公演へのおさそい
さて、来る10月12日(日)の夜、
視覚障害者と晴眼者が一緒に語り芸の舞台を作り
上げているこうばこの会の秋季チャリティ公演を
行います。連休の中日と言うことで、
翌日ものんびりできるのでは?
もしご都合が宜しければ、ぜひ足をお運びくださ
いませ。
こうばこの会 トークパフォーマンス
2003年秋季チャリティ公演
声と言葉と心が紡ぎ出す様々な世界へあなたをいざないます。
心の瞳でしっかり感じてください!
今年は江戸幕府が開かれて400年目です。
深川江戸資料館を舞台にして、深川という土地にちなんだ
江戸下町の情緒溢れる作品もご用意致しました。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
日時: 10月12日(日) 午後6時開演
(午後5時30分開場 8時終演予定)
会場: 深川江戸資料館 小劇場
大江戸線・半蔵門線「清澄白河」駅より徒歩3分
〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
電話03-3630-8625
★ 午後5時15分から45分までの間、案内係が清澄白河駅A3出口で
お待ちしております。
★ 深川江戸資料館の常設展示は5時迄です。
★ 活動協力費 一般1500円 学生1000円 中学生以下500円
★ こうばこの会会員および、当日受付にて会員登録いただいた方は
無料でご覧頂けます。
★ 本公演の純益は「ベトナムの子どもの家を支える会」に寄付させて頂きます。
演 目:
◆藤沢周平著「日暮れ竹河岸(文春文庫)」より 「十三夜」
月見の夜の若妻の騒ぐ胸の内を、時にせつなく、時に妖艶に、
江戸情緒豊かにお聞かせします。
出演 たまゆら(柘植 美野和、絹田莢香、那登里 潤)
◆美月めぐみ作 「かわいいねこと呼ばれたい」
悩める乙女白猫マッキーの小さくて大きな悩みは…?
猫好きな座長ならではの洒落た一品です!
出演 動物山本舗(かわい いねこ、多田香織、御影ありす)
◆宮沢賢治作 「注文の多い料理店」
宮沢賢治のちょっと怖い名作ファンタジーを、
フレッシュなメンバーを交えて、じっくりお楽しみ頂きます。
出演 hogehogeクラブ(モンジャクリーム、大川和彦、徳弘靖亮、
澤みさき、西 則子)
◆那登里 潤作 「Another My Life」
腎臓移植を受けた女性、移植コーディネーター、
ドナーとなったその妹の思い出が織り成す感動の物語。
出演 LLカンパニー(ショコラ・モナカ、遠野千夏、チビコロタロウ)
◆那登里 潤作 「末松屋おかねかく語りき」
おなじみ那登里の書き下ろしコメディ。江戸深川に巻き起こる珍騒動。
心の底からお笑いください。
出演 バイオレッツ(妙蓮寺 紫、ミセス リーチ、早乙女 光、きぬきぬ、
あかつき えにし、なな、那登里 潤、武田隊長)
お問い合わせ:長村憲治 Tel: 090-1531-1127
こうばこの会 ホームページ: http://www.koubako.jp/End
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以下、それぞれの演目についての詳細です。
まずは、柘植美野和(つげ みのわ)、絹田莢香(きぬた さやか)、那登里潤
(なとり じゅん)の3名のカンパニー「たまゆら」。今回はいきなりトップバッ
ターで、江戸情緒豊かな作品でしかもちょいと妖艶な1品、藤沢周平さんの「日暮れ
竹河岸(ひぐれたけがし)」から「十三夜」です。柘植さんのしっとりした語り口
とガチャガチャでコミカルな口調の隣の女房の極端な語り分け、絹田さんの可愛ら
しさと妖艶さを併せ持つ若妻の魅力、そしてこうばこの代表でもある那登里さんの
粋な江戸っ子らしさをご堪能いただけます。
お次は、かわい いねこ、御影ありす(みかげ ありす)、多田香織の3人のカン
パニー「動物山本舗」。こちらでは私の書き下ろしフワフワデザート感覚のかわゆ
い猫ストーリー「かわいいねこと呼ばれたい」を朗読してもらいます。悩めるスコ
ティッシュフォールドの白猫マッキーは、先天性猫好き症の座長かわいいねこ。そ
の飼い主の青年と茶色い子猫の二役は御影ありす。青年の彼女と美容院で飼われて
いるアメリカンショートヘアのお兄さんの二役は、JBS日本福祉放送の「こうば
こおはなしの扉」のパーソナリティも担当しているたらこちゃん、こと、多田さん。
ほっこりしてもらえる一品だと思います。
お次は、まずそうな名前の青年モンジャクリーム、大川和彦、西則子、澤みさ
き、徳弘靖亮(とくひろ やすあき)の5人のカンパニー「hogehogeクラブ
(ホゲホゲクラブ」。演目は、皆さんおなじみ宮沢賢治の名作「注文の多い料理店」
です。さわやかでフレッシュな新人徳弘君のナレーション、二人の若い紳士を性格
付けして演じ沸ける大川君とモンジャクリーム(座長)、そしてここにも猫2匹、
これが西&沢の二人の女優人。「風の音ぐらいしか入れないで、あくまでも『和芸』
で聞かせる!」と張り切るこのカンパニー、一月前の時点で、私は9割方成功して
いると思いました。こうご期待!
休憩を挟んで、お次は、ショコラ モナカ、遠野千夏(とおの ちなつ)、チビコ
ロタロウの3人のカンパニー「LLカンパニー。作品はこうばこ代表で会切手の
名優でもある座付き作者那登里潤の書き下ろしで、臓器移植を扱った「Another My
Life」です。役柄を説明してしまうとネタバレになってしまうので省略しますが、
ショコラモナカの優しさの中に何かを秘めている大人の女性役、チビコロタロウちゃ
んの明るくてかわいい娘役、そして遠野さんの明るい笑い声とそれに続く名園。と
ても素晴らしいです。ネタバレしないように説明することが難しいのですが、とに
かく私はとても感動しました!
ラストは、妙蓮寺紫(みょうれんじ むらさき)、ミセス リーチ、早乙女光(さ
おとめ ひかる)、きぬきぬ、あかつき えにし、武田隊長、ななの7人+那登里潤
の声の出演と言う大所帯のカンパニー「バイオレッツ」。作品は、那登里さんの
書き下ろしの超超爆笑時代劇「末松屋おかね斯く語りき」です。ああ、なんと説明
したら良いのやら!今回唯一立って動く芝居なのですが、もう抱腹絶倒と言うしか
ないのです。質屋の出戻り娘のおかね(座長妙蓮寺)のおかしな習性を見てへんな
金儲けを思いつくおたま(ミセスリーチ)、その途方もない成り行き、大合唱する
あの歌、そして声のみの名園のお奉行、やたら関西弁でつっこみを入れる役人の武
田隊長……。とにかく涙なしでは帰れません!もちろん、笑いすぎの涙ですが!
さあ、このバラエティに富んだこうばこの会の公演、ぜひ皆さん、お誘い併せ
の上ご来場くださいませ!!
なお、先着150名様に、江東区アスナロ作業所で作られたちょっと便利で可愛
いおみやげを差し上げます。おたのしみにね!!
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以上
杏林ロービジョンルームより
tanaka@eye-center.org, nishiwaki@eye-center.org
四つめのイベント情報は、中野で開催されるコンサートについてです。
jarviというメーリングリストで紹介された内容です。
案内文の中にある、日本障害者ピアノ指導者研究会についての
説明も興味深いものでした。
ホームページで確認したら、ピアノの練習をしたいという人に
先生を紹介してくれるページへのリンクもありました。
楽譜が見えにくい状態で音楽演奏を楽しむレッスンが受けられる
のかなと期待してしまいました。
興味のある方、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
以下コンサートの詳細情報です。-----------------
チャリティーコンサート・ピアノ協奏曲とオペラアリアのゆうべ
2003年10月16日木曜
PM六時開場・PM六時30分開演・中野ZERO(大ホール)
TEL03−5340−5000
JR中央線・地下鉄東西線中野駅下車・南口より東へ徒歩7分
後援・社会福祉法人読売光と愛の事業団
日本障害者ピアノ指導者研究会
マネジメント・お問い合わせ・(株)音楽事務所・サウンドギャラリー・
03の3351の4041・全自由席・3500円
(前売3千円)
チケットピア・0570−02−9990
プログラム
指揮・平井哲三郎・日本ニューフィルハーモニー管弦楽団
1 ベートーベンピアノ協奏曲第五番作品73ん「皇帝」・ピアノ・塚田哲夫
2 ビゼーロマンス・耳に残る君の歌声・オペラ「ん「真珠とり」より
プッチーニ・たえなるしらべ・オペラ「トスカ」より
ドニゼッティー・人知れぬ涙・オペラ・「愛の妙薬」より・
星は光りぬ・オペラ「トスカ」より・テノール・羅清水(らせいすい)
3 メンデルスゾーンピアノ協奏曲第二番ニ短調作品40
ピアノ・土岐壽代(ときふみよ)
4ショパンピアノ協奏曲第一番ホ短調作品11
ピアノ、越川榮子(こしかわえいこ)
このコンサートは、「社会福祉法人読売愛と光の事業団」
及び「日本障害者ピアノ指導者研究会」との
後援により行なわれるものであります。
障害者が先生についてピアノを勉強する場合、
「どのような教え方をしていいかわからない」事を理由に断わられるケースは少な
くありません。
また、障害を持った生徒さんを教えて下さる先生方がいらしたとしても、
どのような教え方をしていいかわからずに困っていらっしゃる先生方は沢山いらっ
しゃ
います。
このような悩みを解決しようと発足されたのが、日本障害者ピアノ指導者研究会で
す。
また日本ピアノ指導者研究会では、指導者紹介や、
先生方の情報交換に止まらず、世界各地に散ばっている
ピアノを愛する障害者が集まって「ピアノのパラリンピック」を
行なう事も一つの目標としています。
普段外出する機会のきわめて少ない障害者が
その埋もれた才能を発揮し人前で演奏する機会があったら、
どんなに励みになる事でしょうか?
今回のコンサートは、ピアノのパラリンピックを行うための準備
及び日本ピアノ指導者研究会の運営をより良いものにして行くためにも行なうもの
であ
ります。
皆様の暖かい御支援・御協力を宜しくお願い申しあげます。
日本障害者ピアノ指導者研究会 会長 迫田時雄
経歴
塚田哲夫
東京都出身。都立文京盲学校専攻科理療科卒業
1974年第24回全日本盲学生音楽コンクールで
第一位入賞。
82年より創作演奏活動に入り、83年アジアの青少年障害者が
手を繋ぐ我ら人間コンサート出演を始め、五回のリサイタル開催のほか
日本フィルハーモニー交響楽団と共演。
ほかに自作のピアノ曲も数多く発表。
ピアノを中井鈴子・大平奈津子・迫田時雄。作曲を田中均の諸師に師事。
羅清水(らせいすい)
台湾生まれ。16歳で来日。
武蔵野音楽大学声楽科卒業。
二期会会員。
柴田睦美(むつみ) 松山憲善(よしのり)・渡辺高之助(こうのすけ)・ロドルフリ
ッチの諸師に師事。
1979年・神戸・東京でのリサイタルをかわきりに、
現在まで上海交響楽団・神戸共演。
三笠宮御前演奏会・関西フィルハーモニーとオペラのゆうべ等
各地で多彩なコンサート活動を行ない、音楽を通じて
日本・台湾・中国の文化友好交流に活躍。
その力強いリリカルな歌声は、多くの人に深い感銘を与えている。
兵庫県教育委員会よりユズリハ賞受賞。
並庫県知事よりのじぎく賞受賞。
土岐壽代(ときふみよ)。12歳よりカテリーナトドロヴィッチ女史に師事。
厳しい薫陶を受ける。
戦中戦後の一時期は中断したが、その後クロイツァー豊子女史に師事。
ピアノ協奏曲演奏会開催を念願に練習に励み、
1992年よりピアノ協奏曲のゆうべに毎年出演。
94年には読売新聞・産経新聞等に紹介され、反響を呼ぶ。
読売光と愛の事業団へのチャリティーを続け、
とうコンサートへの出演は11回目になる異色のベテラン。
今年はダイヤモンド婚を迎え、意気軒昂にメンデルスゾーンに挑む。
越川榮子(えいこ)。
武蔵野音学大学ピアノ科を
主席で卒業。同大学専攻科終了。
卒業演奏会および読売新聞社主催新人演奏会に出演。
在学中Lコハンスキー教授に師事・研鑽を積む。
リサイタルを始め伴奏者としてもFM放送テレビ番組等全国各地で活躍。
1967年より上野学園ピアノ科にて後進の指導をするかたわら
演奏活動を続け、70年・72年・83年・88年・
東京にて自主リサイタル開催。
そのほか平井哲三郎指揮の交響楽団と共演。
94年北京市で日中国交回復22周年記念演奏会に特別ゲストとして出演。
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以上
杏林ロービジョンルーム
tanaka@eye-center.org, nishiwaki@eye-center.org
最近販売された音声付き携帯電話「らくらくホン3」と
音声ラベル「ものしりトーク」のお知らせです。
患者さんの岡田さんからもお知らせいただきましたし、
複数のメーリングリストでも話題に上がっていました。
両方とも杏林のロービジョンルームに実物がありますので
興味のある方はお声がけください。
■らくらくホン3
これは、ドコモ用の携帯電話機で、音声ガイドがついています。
登録した電話番号を音声で確認できたり、届いたメールを読み上げたり
iモードのページ内容も読み上げます。
携帯電話といえば、画面上に小さな絵で表現されたマークを
選択しながら操作していくというのが従来のイメージだったと
思います。でも、このらくらくホンは、案内はすべて大きめの文字で
表示されていますし、自動読み上げの設定にしておけば、
その表示文字を読み上げてくれるしくみになっています。
またよく電話をかける場所3つについては、ボタン一つ押すだけで
かかるようなワンタッチダイヤルという機能もこの機種の特徴です。
ボタンを押すのが面倒な場合は、音声でも機能を呼び出せるように
なっています。これについては最初に設定がいくつか必要ですが。
料金に障害者割引があるのも特徴で、視覚障害を持っている方の多くが
この機種の電話機を利用しはじめているようです。
ホームページは
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0902a.html
を参照してください。
■ものしりトーク
もうずいぶん前になると思いますが、スキャントークという製品が
あったのを覚えていらっしゃる方はそれと似たような用具であると
思っていただければいいと思います。
この製品は、コインみたいな形をしたタグにあらかじめ声を録音
しておくと、リモコンの操作でその録音内容が読み上げられる、という
ものです。例えば、同じ形をしたボトルにタグをくっつけておけば、
その中身の確認が音声でできるわけです。CDなどのケースにくっつけて
CDの見分けに利用するのもいいですね。
タグには耐熱のもの、防水のものなど種類がいくつか用意されているので
スーツなどに縫いつける方法も紹介されていました。
値段が6万円前後と高価であるのが残念ですが、場面によっては
利用度の高い用具となり得るかもしれません。
以上です。
以前話題に出した持ち運び可能な拡大読書器が今年何種か出ましたが、
10月22日から数日間、杏林でデモを行う予定です。
ごらんになってみたい方はご一報ください。
杏林ロービジョンルームより
tanaka@eye-center.org, nishiwaki@eye-center.orgあ