杏林ロービジョンルームからのお知らせメール

2003年8月


2003/8/6

杏林ロービジョンルームです。
 

複数の患者さんに配信しています。

 

8月に入りました。各地で夏休みに向けた様々なイベントが開催されるようですね。ロービジョンルームでも、何か活動的な話題はないかと探してみました。今回は、チャリティーコンサートの話題、美術館の話題、をお伝えします。

それぞれ別々のメールとして送信しますので、興味のあるところだけ開いてみて下さい。

 

夏らしいイベント、という訳では全くありませんが、私たち職員は先日ある講習会に参加してきました。コンピュータの画面読みソフトでJAWSというソフトがあるのですが、その操作技術を教わる講習会です。このメールをごらんになっている方々の多くはPCTalkerか、95readerとよばれる読み上げソフトをお使いのことと思いますが、JAWSはそれと似ていて非なるソフトです。値段も3倍くらいするものですが、その分、システムからの警告メッセージをうまく読み上げたり、一般企業でグループウェアとして使用されていることが多いアクセスやロータスノーツと呼ばれるソフトの読み上げにも対応していたり、自分でプログラムを追加すれば自分なりの読み上げ設定に変更できるたりするのです。視覚障害があるから、他の社員と同じコンピュータシステムを使えない、というハンディを持っていた人には力強い味方といえるかもしれません。

その講習会は、日本職能開発センターで定期的に行っている情報機器講習会の上級者コースとして開催されました。参加者は、ふだんは一般企業で様々な業務をこなされている方々が多く、その体験談を伺えたことも収穫の一つでした。

 

さて、前置きが長くなりましたが、次のメールから二つ、イベント情報をお送りいたします。

 

 

杏林アイセンター・ロービジョンルームより


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2003/08/06 調布市で行われるチャリティーコンサートのお知らせです。

 

チャリティーコンサート
 
ウィーン交響楽団首席チェリスト
吉井健太郎 チェロコンサート
 
ウィーン交響楽団に東洋人として初めて入団し、その後
首席チェリストとして活躍している日本人チェリストの吉井氏の
ソロコンサートです。今年は、ちょうどウィーン交響楽団の正式団員に
なって30年目の年にあたる記念の年でもあります。
 
日時:2003年9月20日(土)午後6時開場
会場:調布市グリーンホール小ホール
   東京都調布市小島町2−47−1
   TEL: 0424−81−7611
   FAX: 0424−84−3009
定員:300人
料金:大人3000円、割引2000円(高校生以下・65歳以上・身体に障害のある方)
出演:吉井健太郎(ウィーン交響楽団首席チェリスト)
演目:バッハ 無伴奏チェロ組曲
   コダーイ 無伴奏チェロソナタ
   カサド 無伴奏チェロ組曲   (変更あり)
主催:視覚障害者と共に歩む会「ハーモニー」
   http://members.jcom.home.ne.jp/new-harmony/
共催:メディア・チャパ、生活協同組合東京マイコープ、(株)廣済堂
後援:毎日新聞、調布市、調布市教育委員会、調布市文化・
   コミュニティー財団,ちょうふどっとこむ、エコロジック(有)
チケットの予約・問い合わせ:
   メディア・チャパ
   電話03−3727−0479
   携帯090−5579−1148
   FAX03−3727−0478
   E-mail chapa@mediachapa.com
   URL http://www.mediachapa.com
   
--------------
以上です。
杏林ロービジョンルーム

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2003/8/6 美術館

美術館の話題です。

美術館は少し暗い部屋の中で、しかも遠くから作品を鑑賞しなくてはいけないからあまり楽しめないと思われている方もおられるかもしれませんが、作品を触って鑑賞できる美術館や、オルゴールや陶器など、触覚をフルに使って一緒に作ってみませんか、というような催し物を開催している美術館もあります。単眼鏡を使ってらっしゃる方は、単眼鏡で美術品鑑賞をするのもいいですね。
そこで今日はギャラリーTOMの彫刻鑑賞のお知らせと、世田谷美術館の「こんな美術館あったらいいな」のお知らせです。世田谷美術館の情報は、患者さんの澤田さんからいただきました。ありがとうございました。
 
■ギャラリーTOMの彫刻鑑賞(お知らせメールをそのまま転送します)
 
ギャラリーTOMでは8月1日から20日まで、
「彫刻に近づくために」と題して、日本の代表的彫刻家の作品を
多数展示していただき、視覚に障害のある方々にも触って鑑賞する
ことができる展覧会を予定しています。石・木・ブロンズ・アルミ
合金を素材にした作品たちを鑑賞できます。
 
出品作品:
伊藤隆康「とげの箱」 植木茂「トルソ」 江口週「トルソ」
海老塚耕一「雨の時計」 大竹伸郎「フィッシャーマンズヘッド」
加藤昭男「家族」 清水九兵衛「マスク」 佐藤忠良「キコ」
鈴木実「私自身の肖像」 高田博厚「水浴」 中島修「無題」
堀内正和「作品」 増田感「WORK84−4」 柳原義達「道標−鴉」
 
8月9日(土)17:30からは岩崎清さんの楽しいお話があります。
 
入館料:一般600円、小中学生200円
視覚障害者及び付添者 各 300円
 
※9月6日から9月28日まで、同じく視覚障碍者が触って
鑑賞できる次のような展示会もあります。
 
  俵有作・「一」と「私のえらんだ かたち」
   ―あなたの手を お招きします―
 
詳しくはホームページ http://www.gallerytom.co.jp
をご参照下さい。
 
問い合わせ先:
ギャラリーTOM
〒150−0046
東京都渋谷区松涛2−11−1
電話:03−3467−8102
FAX:03−3467−8104
e-mail: tom@gallerytom.co.jp
 
 
■世田谷美術館のイベント
 
世田谷美術館では、「こんな美術館あったらいいな」というテーマで、この8月は4つほどのプロジェクトを企画しているようです。そのプロジェクトの中には、視覚障害を持った人とそうでない人がまざったグループで行う鑑賞ツアーの企画や、「みること感じること」というタイトルで視覚に障害をもった鑑賞者とアーティストとの対談の企画があります。
詳しくは、以下のホームページを参照ください。
http://www.ableart.org/setabi/program.html
 
前述の二つの企画については、以下に抜粋します。
 
▲鑑賞ツアー(鑑賞ワークショップと呼ばれています)
日時  
1回目 8月30日(土) 13:00〜15:00
2回目 8月30日(土) 15:30〜17:30
3回目 8月31日(日) 10:00〜12:00
 
会場  
世田谷美術館 講堂および企画展示室
 
定員
各回30人(視覚に障害のある人10人、晴眼者20人)
 
参加費 無料(ただし、展覧会への入場料が必要です)
事前申し込みの締め切り 8月22日(金) *定員になり次第締め切ります
 
▲対談「“みる”こと“感じる”こと」
<話し手> 視覚に障害のある鑑賞者
  白鳥建二(ミュージアム・アクセス・グループMAR)
  光島貴之(ミュージアム・アクセス・ビュー、造形作家)  
<聞き手> ホシノマサハル(アーティスト)
日時
8月31日(日) 13:30〜17:00(受付は13:00から)
 
会場  世田谷美術館 講堂
 
定員  180人
 
参加費 500円(当日受付にてお支払いください)
 
申込方法 事前申込制(定員になり次第締め切ります)
 
▲申込先
エイブル・アート・ジャパン 
TEL 03-3364-2140  FAX 03-3364-5602 
E-mail  info@ableart.org
 
 
以上です。
杏林ロービジョンルーム

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